<マレーシアの公園には子供がいない!?→その理由が納得だった>マレーシア教育移住日記[#4]
前回、異文化に触れたインターナショナルスクールのスナックタイムについてご紹介いたしましたが、今回は、マレーシアならではの子育ての風景をお伝えしようと思います。
ここマレーシアでは、街中至るところにカラフルな遊具のある大小様々な公園を目にすることがあります。
しかし、日中の公園で子どもたちが遊ぶ姿を見たことがないのです!
タイミング的にはコロナ禍だったので、「もしかして、コロナウイルス対策で公園が閉鎖されているのかな。」と考えていました。
しかし、よく観察してみると公園だけでなく歩道を歩く人も見なければ自転車に乗る人も見かけないのです。
しかし、偶然夕方に公園の横を通りかかると、未就学児くらいの小さい子どもたちから、面倒を見る小学生くらいの少し大きな子どもたちまでたくさんの子どもたちが遊んでいるではありませんか!!
ここマレーシアでは、日中は35度前後まで気温が上がるため、外を出歩いたり遊ぶ子どもたちはいないんですね。
また、大人でも太陽が照らす日中に5分以上歩いたり、自転車に乗ることは滅多にないんだとか。
その代わり、日が沈む7時以降になると公園やプールには子連れの家族がたくさん!!
モールでも、夜遅い時間まで幼い子どもを連れた家族連れを多く見かけます。
日本では、早寝早起きの生活リズムを整えようと、日が沈む前には帰宅を急ぎがちですが、ここマレーシアでは日が沈んだあとに子どもも大人もゾロゾロ出てくるんです。
常夏のマレーシアならではの光景ですよね。
特に暑い炎天下でも、イスラム教の多いマレーシアでは、女性たちは頭と体を覆うヒジャブを被り、長袖ロングスカートで肌の露出を控えているので、見るだけで汗だくになります。
ところ変われば、環境や時間の流れも変わることを実感した出来事でした。
次回は、そんなマレーシアの公園や遊び場で子供が遊べない驚きの理由をご紹介します。
今回の記事で気になる公園ですが、公園にある【ブランコは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!