<(続3)マレーシアで謎の感染症→デング熱は終わった後がヤバかった>マレーシア教育移住日記[#18]
入院中、デング熱に対して治療薬があるわけではないのでひたすら手足の痒みと戦い、水分をとって安静に過ごしていました。
徐々に熱も下がり、手足の赤みと痒みも引いてきた発熱から10日目。
短期間の間に、筋力がかなり落ちたため、歩こうとするもふらつき壁を支えにしないとふらつく上に心臓がばくばくと動悸も激しく隣の部屋に行くのも一苦労です。
最初はトイレもよろよろと不安でしたが、少しずつ範囲を広げてなんとか退院の日までには支えなしで歩けるまでに回復!
後から聞いたのですが、併発した腹痛の原因は解熱剤が怪しかったようで、デング熱の場合は、アセトアミノフェン系の解熱剤だと大丈夫だそうですが、ロキソプロフェン系を使うと出血傾向を引き起こすと説明を受けました。
まさか、自分がデング熱にかかるとは思っていなかったのですが、発熱時に飲むお薬は命に関わるので注意しないといけないですね…。
そして、退院から2週間後…。
体力も回復し、日常生活を送っていた時に、ふと手のひらに違和感を感じ、見るとすべての指先から皮がめくれた状態に。
驚いたものの、痒みや痛みがあるわけでもないので保湿クリームを塗って過ごしていると、今度は足の裏の皮も全ての指先からめくれてきました。
特に痒みはないのですが、足全体の皮がめくれた状態を見ると気になって仕方ないのです。
とりあえず保湿クリームを塗り続ける事約1ヶ月、手足の皮膚の状態も回復し、その他には後遺症もなく無事に日常生活に戻る事が出来たのです。
マレーシアで生活していてまさか自分がデング熱に感染するなんて思いもしませんでしたが、海外だと日本とは異なる感染症もあるので気を抜かず虫刺され予防をしっかりしようと認識した出来事でした。
次回、マレーシアで警察の検問に捕まったお話をご紹介します!
今回の記事で気になる皮がめくれた指の先ですが、【足の指は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!