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日本と違い過ぎて驚いた→マレーシアの学校は自己責任?【マレーシア教育移住日記(7)】

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日本と違い過ぎて驚いた→マレーシアの学校は自己責任?
日本と違い過ぎて驚いた→マレーシアの学校は自己責任?【マレーシア教育移住日記vol.7】

<日本と違い過ぎて驚いた→マレーシアの学校は自己責任?>マレーシア教育移住日記[#7]

前回、マレーシアで「井戸端会議」について感じたお話をご紹介しましたが、今回はマレーシアの教育を通して感じた「自己責任」についてお届けします。

日本の子供たちは校区の公立小学校へ進学するのが当たり前ですよね。(全国で約98%が公立小学校通い)

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マレーシアでは、「校区」という概念がないため、政府の学校(いわゆる公立小学校)か、私立小学校か、中華系の学校か、はたまたインターナショナルスクールに通うか選択する道が様々です。

そのため、「自分で選択」した人生を歩んでいるため、「自己責任」を伴った行動や考え方が親子共々身についているな〜と感じます。

簡単な例でいうと、PTAの仕事について。
近年では改革が進んでいる学校もあるようですが、日本のPTAは6年間の間に最低1回はしなければならないなどのルールがあり、文句を言いながらもやっている保護者が多いと聞きます。

マレーシアでは、「やりたい人・やれる人」がやる、ボランティア方式なので、誰も文句を言いません。

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クラスのグループメッセージで、先生への贈り物や発表会の衣装などを決めるとき、返信が全員無かったとしても決まった結果には誰も文句は言いません。
「発言しない=暗黙の同意」ということなのでしょう。

子供たちを例にとって見ると、「何色が好き?」という質問に対して、「赤」と答えると、「それはなぜ?」と子供でも必ず理由を聞く癖がついています。

illustration by くうな

これがとても素晴らしい癖だと感じたことは、選んだ「理由」があることによって、「自分が選んだ」という意志や考えがあるのです。

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日本では、住所により校区も決められているため、場合によっては学校の選択に悩むことなく中学校まで通うことができる一方、マレーシアでは、各学期ごとに次の学期も同じ学校に通うか、違う学校に転校するか・・・常に考えている家庭が大多数です。

そのため、新学期前後になると転校するクラスメートや新しく転入してくる子も多く、「転校生」は珍しくありません。

自分たちで学校を選ぶので、子供たちも誇りを持って学校名を答えたり、授業中も積極的な発言が多いように感じます。

また、家庭学習においても、自己責任を感じる場面があります。

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学校からのオンライン課題は多いですが、やるかやらないか、どこまでやるかは個人次第。
なので、やらなくてもお咎めはないのですが・・・日々の学習がすべて「ポイント」に反映され、学期末の成績に響くのです。

教育に関して自由なことも多い反面、責任を伴う選択が多いマレーシア。
外国に住んでみて、日本との違いに気づくことは色々ありますが、今回は教育現場の自己責任についてお伝えしました。

次回は、マレーシアのオンライン授業で感じた日本との大きな違いをご紹介します!

第1話から見たい方はコチラから

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