<海外にもジェンダーギャップが!?→習い事の先生(主人)が必死に要求してくるもの>キルギス子育て奮闘記[#62]
みなさまこんにちは。
前回お伝えしたようにバレエに必要な柔軟性を身につけるべく新体操クラブに通い始めた我が家の子どもたちですが、新体操クラブでは定期的に大会に出るチャンスがあります。
子どもたちは目標が出来てやりがいを感じるでしょうし、親にとっては子どもの活躍をみる機会にもなります。
私も一保護者として毎回見に行っていましたが、いつも大会当日になると主人(新体操クラブのコーチでもある)に「コーチに渡すための花や菓子折りを忘れないように」と、念を押されるのです。
日本で私がバレエを習っていた子供の頃にも、「母の会」なるものが存在し、先生にお歳暮やら心づけやらを保護者達が渡していた記憶もあります。
でも、大人になって自分で月謝を払って習うようになると、当事者は母の会には入りませんので「先生への気遣いができていなかったかも?」と思ったりもしましたが、時々大人のクラスで「先生にお歳暮を…」と集金が来たこともありました。
自分に当てはめても、先生に月謝以外のお礼を贈るのが「古い習慣」となりつつあるのが分かりますが、「なりつつある」ところなので、心づけがないことを苦々しく思う世代と気にもしない世代がここキルギスでも混在しているのです。
主人は苦々しく思う世代らしく、私に「先生への心づけを忘れるな!」と言ってきたわけです。
本人もコーチなので、直接保護者達に「心づけを渡すように」とは言いづらい為、私が率先してコーチたちに渡す姿をほかの保護者に見せつけ、それを当たり前にしようという魂胆だったのでしょう。
心づけはあくまでも感謝の気持ちであって、強制されたら違うものになる気がしますが、キルギスでは未だに心づけ(賄賂?)を堂々と請求されることもあるので悩ましい所です。
次回は、日本ではあり得ない!教師が生徒に要求するあるモノをご紹介します!
今回の記事で気になる心づけですが、コーチの旦那さんに頼まれた【花束は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!