<監督のオゴリで人生初体験のアレ!?→全米大会が終わった後にまさかの展開が>アメリカサッカー留学記[#7]
(前回の続き)全米ランキング1位のチームに続き、前年の全米大会覇者のチームと、次々に優勝候補を倒して全米大会準決勝に進んだ僕たちのチーム。
勢いに乗っている僕たちの準決勝の相手は、晩餐会を共にした全米ランキング4位の強豪です。
後半45分が過ぎた状態で相手に1点リードされ、いよいよここまで…と思った後半アディショナルタイムのラストワンプレーで同点に!
そのまま延長戦でも決着がつかずPK戦までもつれ込みましたが、なんとか勝利をもぎ取り、全米大会の決勝に進むことができたのです!
決勝戦は、何度も練習試合をした全米ランキング2位の強豪との対戦でしたが、ここまでくると試合前は意外とみんなリラックスしていたのをよく覚えています。
スタジアムは超満員で、試合前にはテレビのインタビューも入り会場のボルテージも最高潮。
試合は先制を許すも後半に追いつき、またまた延長戦にもつれ込みましたが、延長後半に劇的なゴールで大逆転!
僕たちは全米大会で優勝したのです!
シーズン開始時点ではまさか全米チャンピオンになれるとはチームの誰も思っていなかったのですが、過酷なフロリダ合宿から始まったシーズンを最高な形で締めくくることができました。
表彰式を終えたチームはバスに乗り込んで地元に戻ったのですが、この日の夜ご飯はなんと監督のおごりでマクドナルド!笑
なんだかケチくさいと思われるかもしれませんが、食事にはかなり厳しく、普段は炭酸飲料も許されないようなチームの監督がマクドナルドをおごってくれるというのは大事件なのです。
しかしお腹を空かせた体育会系男子大学生が大人数で一気にマクドナルドに押し寄せたため、レジもキッチンもパンク状態!
そこで、店で作れるだけのハンバーガーとポテトを完成次第次々と提供し続けて貰う「わんこそばスタイル」という人生初体験のマクドナルド経験をしました。
(監督がどうやってお会計を済ませたのかは未だに謎のままです)
地元に戻った僕たちは、練習場にサポーターが来るようになり、子どもたちからサインをお願いされるほどの街の人気者になりました。
自分のサインなんて持っていない僕はとりあえず漢字でサインしてみたところ、これが大ウケして、次から次へとサインをする大スターの気分を味わいました!
次回は、地元の人気者となったおかげで出来た、日本人で僕だけ(?)の経験をご紹介します!
今回の記事で気になるマクドナルドですが、【イートインは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!