
<アメリカの家にドアを殴り続ける訪問者!?→最終的に夫がパワーで解決する事に…>コミュ障のシカゴ駐妻生活[#5]
(前回の続き)子供と2人で家にいる時に急に鳴ったインターフォン。
英語が喋れない私は、怖くて居留守を決め込んでいたのですが、次第に「ドンドン!」とドアを殴るような音に変わっていったのです・・。
後々わかるのですが、
アメリカでは家が広い家の奥でもノックが聞こえるように
親切で?ドアをガンガン叩く人がたま〜にいます。
もちろんこの時の私はそんな事知る訳もなく
こわいな〜こわいな〜・・。
やだよ〜やだよ〜・・。
と、稲川淳二の様に怯えていました。
インターフォンと爆音ノックが終わって
しばらくしてから、そ〜っと外を覗くと・・・

ドアに紙が貼ってありました。
もちろん英語で読めないので
翻訳アプリを使いながら調べると
「再 配 達」の文字が・・・。
よくよく読むと「JAPAN」や「実家の住所」も
記載されてる・・・!
日本の母が国際郵便で色々送ってくれた様で、
インターフォンの正体は
ギャングでもチェリーパイを持ってきたオバチャンでもなく
ただの配達員さんでした。
ほっ・・・。
夫に頼んで再配達の手配をして
日本からの荷物をワクワク待つと・・・
・・・・・・・・・・。
来 な い ・ ・ ・。
予定日から3日経っても来ない・・・。

申し込み方が間違っていたのか
運送屋のミスなのか、
何度申し込んでもとにかく来ない再配達・・・。
このまま紛失されたらどうしよう!
と、一日千秋の想いで待ち続け・・。
なぜか届かなかった国際郵便は結局、
夫が直接取りに行ってあっさり受け取ることができました。
何かあったら直接言うアメリカの
「言ったもん勝ち文化」の洗礼を受けた私です・・・。
アメリカ生活の初期は郵便物ひとつ受け取るのに大騒ぎ。
この時は
「夫がいないと宅急便ひとつ受け取れない・・。」と
悲観していましたが、
5年も住んでると配達が来なくても
「またか〜。」といった感じで
テキトーに自分で問い合わせて、
テキトーに車かっ飛ばして取りに行って、と
どんどん図太くなっていきます。

テキト〜なアメリカの生活にあわせて
性格もテキト〜になっていきますが、
インターフォンだけは何年経っても怖くて
毎度、居留守をキメこんでいた私です。全然慣れません!
次回は、ハンバーガ屋でギャングに出くわしたお話をご紹介します!
今回の記事で気になる宅配便ですが、ドアに貼ってあった【不在票は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!