ギャンブルや賭博の「胴元」は英語で何て言う?
「胴元」は英語で【bookmaker】
ギャンブルにおいて、参加者の賭け金を管理し配当を決定する側を指す「胴元」は英語では[bookmaker]などと表現します。
ここで使われている[bookmaker]という単語ですが、[book]は「本」、[make]は「作る人」という意味であるように、元々は文字通り本を作る「本の印刷・製本業者」という意味の単語でした。
しかし、1800年代ごろから競馬などの掛け金を集め、オッズを計算したり配当を支払うような「プロの賭博屋=胴元」という意味としても使われ出したのです。
例文として、「警察の捜査によれば、彼が胴元に送金したのは間違いないようだ。」は英語で[According to the police investigation, there is no doubt that he wired the money to the bookmaker.]などと言えばオッケーです。
また、法的に許可されていない「違法な胴元・違法ブックメーカー」は英語で[illegal bookmaker]なんて表現が使えますよ。
他にも「胴元」の英語として、「カジノ・賭博場」というニュアンスで[house]という表現を使っても良いでしょう。
[house]と言えば、「家」という意味が思い浮かびますが、その他にも「賭博場・カジノ」などの意味もあり、ギャンブルを管轄する「胴元」というニュアンスで使う事が出来ます。
例えば、英語には[The house always wins.]という定番のフレーズがあり、これは直訳すると「カジノが常に勝つ」という意味になりますが、「胴元には勝てない・胴元が儲かる仕組になっている」という事を表す決まり文句なので覚えておくと良いでしょう。
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