法律の専門家として、裁判の代理人となったり助言を行う【弁護士】は英語で何て言う?
「弁護士」は英語で【attorney】
裁判において依頼者の弁護を行ったり、様々なトラブルに対して法的なアドバイスを行う「弁護士」は英語で[attorney](正式にはattorney at law)などと表現します。
また、弁護士の英語として思い浮かべるのが「ロイヤー:lawyer」という単語ですが、勿論こちらでも通じますが、どちらかというと[lawyer]は「法律的なアドバイスを行う人」という割と広いくくりで扱われる単語です。
この[attorney]と[lawyer]の明確な違いとして、アメリカでは法化大学院で法律を学んだあとに[bar examination]という、州毎にある司法試験を受けて合格した人だけが正式に[attorney]となり、法廷で弁護を行ったりする事が出来ます。
一方で、司法試験に合格していなくても法科大学院を卒業した人は[lawyer]と呼べます。
日常会話ではあまり細かい違いを気にしない人も多いかもしれませんが、会社や契約などの正式な手続きなどに関わる場合は違いをしっかり認識していた方が良いでしょう。
例文として、「これからは弁護士を通して連絡します。」は英語で[I will contact you through my attorney.]などと表現出来ますよ。
ちなみに、イギリスでは、依頼主と直接会ったり法的書類を作成する弁護士を「事務弁護士:solicitor」、案件が裁判所で争われる事になった際に事務弁護士から依頼を受けて法廷に立つ「法廷弁護士:barrister・advocate」と明確に分けられているんですよ。
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