英語で「犬猿の仲」と言いたい時に[They are like monkeys and dogs.]では間違え!

間違っているのは【monkeys】
日本語では仲が悪い様子や状態を「犬猿の仲」として、イヌとサルの関係性に例えますが、英語では不仲の例えにイヌとサルは用いません。
英語で仲が悪い様子を表す動物は「ネコとイヌ」なんです。
つまり、「彼らは犬猿の仲だ。」と英語で言いたければ[They are like cats and dogs.]が正解です。
家で飼われているイヌとネコが居場所や遊び道具を争って大暴れしているようなイメージで考えるとわかりやすいですね。
ちなみに、日本語の「犬猿の仲」には多くの由来がありますが、その一つに干支と関係する話があります。
犬と猿は喧嘩をしながら神様のところへ向かい、仲裁に入った鶏をはさんで到着した為「犬→酉→猿」の順になったという由来で、大昔から犬と猿は仲が悪い例えに使われていたんですね。
最後に英語のなぞなぞ【トラ・ヒツジ・ウシの中で仲間はずれはどれ?】をチェック!