今回は、古代ギリシアの哲学者プラトンの格言をご紹介
“At the touch of love, everyone becomes a poet.” -Platon
恋する者は、みな詩人。
プラトン(BC427-BC347)
【本日の格言解説】
ソクラテスの弟子でありアリストテレスの師であるプラトンの名言。
政治に嫌気がさしソクラテスの弟子となった彼は、アリストテレスと共に後の西洋思想の元を築きあげます。
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彼は哲学的思想を盛り込みながら、人の愛についての本も執筆したこともあるとか。
プラトンの説く「愛」は、ざっくり言うと、「理想の愛を追い求めること」のようです。
自書で、肉体的な美よりも、精神的な愛へと結びつくことを良しとしていたことから、「プラトニックラブ(プラトン的な愛)」の語源にもなったそうです。
(プラトンが「プラトニックラブ」を説いたわけではありませんので、そちらはご注意を!)
昔から、日本でも和歌などで相手に愛を伝えていましたね。
ちなみに、日本で最古の和歌『万葉集』では、恋の歌が全体のおよそ7割を占めているんだとか。
現代でも、オリコンチャートを占める歌のほとんどが、恋愛ソングです。
恋愛に向き合う人間の気持ちというものは、プラトンのいる紀元前から、ほとんど変わっていないのかもしれませんね。