男性の喉元に顕著に目立つ部位である【のどぼとけ(喉仏)】は英語で何て言う?
「のどぼとけ(喉仏)」は英語で【Adam’s apple】
日本では、喉にある仏様の形をした部位というニュアンスで「喉仏(のどぼとけ)」と言いますが、英語では[Adam’s apple]と表現します。
[Adam’s apple]を直訳すると、「アダムのリンゴ」ですが、なぜこんな名前になったのでしょうか?
アダムとリンゴと言えばお気づきの方も多いと思いますが、旧約聖書の天地創造のエピソード「アダムとイブ」の話が由来となっています。
ヘビにそそのかされたイブが、神様から食べてはいけないと言われていた善悪の知識の木の実(リンゴ)を食べ、それをアダムにも分け与えた事で、裸である事を恥ずかしく思い始めた二人を神が楽園から追放したという話です。
この時に、アダムがリンゴを食べているのを神様に見つかり、あわてて喉に詰まらせてしまったという逸話から、男性の喉に目立つふくらみを「アダムのリンゴ」と言うようになったそうです。
「のどぼとけ」の表現に、日本語では仏教の仏様を例えに使い、英語ではキリスト教のエピソードを例えに使うという、どちらも宗教にからめた表現になっているのはとても面白いですね。
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