<脱ぐの?着るの?どっちなの?→米軍基地のサウナ&トイレ事情>米軍基地で働いてみた[#18]
今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話です。
ここ数年、日本はサウナブームですが、私が働いていた米軍基地にも兵士たちが使うサウナがありました。
サウナと言えば、入る前に体を洗い、出た後もシャワーで汗を流し、身も心もリフレッシュするのが「サウナの常識」…ですよね?
また、日本のサウナはお風呂内に併設されていることが多く、裸のまま入るのが一般的です。
しかし、文化の違いもあり、基地内のサウナは衛生面やマナーに配慮し、男女別にも関わらず「Tシャツに短パンなど服を着たまま入る」のが一般的だったんです。
ちなみに、女性職員であっても、男性更衣室やサウナの中にパトロンカウントと呼ばれる巡回や点検の為に入ることがありました。
「May I come in?」と、サウナに入ると、服を着たままサウナに入っている兵士が。
私は彼らの邪魔にならないように、そっと立ち去ろうと出口に向かったのですが、突然、通路脇にある個室トイレのドアが開き、出てきた兵士と鉢合わせしてしまったのです。
トイレから出てくるだけであれば「おっと!」で済むのですが、問題はその恰好。
なんと、彼はスッポンポンの素っ裸でトイレから出て来たのです!
一体どうしたら素っ裸でトイレに行く事になるのでしょう…?
私は点検表で目を覆い「Sorry Sorry ソーリィー!」と謝りましたが、彼は慌てる様子もなくロッカーに歩いて行き、シャワーを終えたこれまた裸の兵士と平然と談笑しています…。
またある時は、シャワーで塗れた体をなぜかトイレットペーパーで拭こうとして「ミイラ」状態になった兵士と鉢合わせして驚いた事も…!
濡れた体にまとわりついた紙に悪戦苦闘し、結局シャワーで洗い流している始末で、「掃除する人の身にもなってよ」とグチの一つも言いたくなります。
サウナでは服は着るのにトイレに裸で入ったり、シャワーを浴びた後にトイレットペーパーで拭いたり、ワークアウトで汗だらけの服をシャワー後にまた着たりと、兵士たちの行動は謎だらけ。
「文化の違い」を尊重したいけど、私には納得できない事だらけです…。
次回はアメリカ軍のヤバ過ぎるドッジボールのお話をご紹介します!
今回の記事で気になるサウナの使い方ですが、お風呂などの【混浴は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!