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なんでこんなに融通が利かないの!?→米軍基地のシステムがおかしすぎる【米軍基地で働いてみた(21)】

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なんでこんなに融通が利かないの!?→米軍基地のシステムがおかしすぎる
なぜか停電を理解出来ない兵士達…→暗闇で一体何しているの!?【米軍基地で働いてみたvol.21】

<なんでこんなに融通が利かないの!?→米軍基地のシステムがおかしすぎる>米軍基地で働いてみた[#21]

今回も、私がアメリカ軍基地で働いていたときのお話です。

基地内のスポーツジムではオリジナルデザインのTシャツやパーカーを売っていました。

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これらの商品は、本国の家族や友人へのお土産としてだけでなく、滞在中の装いとしても兵士たちに人気があったので、夏にはTシャツが、冬にはパーカーがよく売れました。

しかし、発注の仕方がおかしくて、いつも在庫に困っていたんです。

皆さんはアメリカ兵士というと、筋肉ムキムキのゴリマッチョを想像するでしょう?
実際には、兵士と言っても前線で戦うムキムキの兵士だけでなく、事務系に従事する兵士などもいて、体格はバラバラ。


そのような兵士達には、MやLサイズが好まれるのですが、なぜか筋肉自慢の兵士たちの中にもMやLサイズを買っていく人達も…。

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実は、彼らは自慢の肉体を誇示したいが為にわざわざ小さめサイズの服を買っていくのです…。
そのため、MやLサイズが一番売れて、次にXLが完売してしまいます。

illustration by ちくわぶ

ところが、入荷するのはS, M, L, XL, 2XLが各100枚ずつ。
これでは、需要と供給が合いません。Sや2XLはほとんど売れず、残ってしまうのです。

おまけに、追加注文はなかなか届きません。日本の業者ならすぐに配送されるでしょうが基地では1か月待っても2か月待っても音沙汰なし。

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最悪の場合は、1年後にやっと届いたと思ったらS, M, L, XL, 2XLがまた各100枚ずつなんて事も…。
売れないSと2XLの在庫がまた増え、一向に減らない…なんてこともあったほどです。

さて、売れ残ったSサイズと2XLサイズ。

仕方なく購入した兵士たちは「ある方法」でサイズの合わない服を着ようとするのですがその驚きの方法は次回に続きます…!

第1話から見たい方はコチラから

今回の記事で気になる基地の洋服ですが、【パーカーは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!