本当に悲しくて泣いているわけではなく、悲しかったり寂しいフリをして泣く【嘘泣き】は英語で何て言う?
「ウソ泣き」は英語で【crocodile tears】
悲しくないにも関わらず、わざと涙を流して同情を誘ったりする「嘘泣き」は英語で[crocodile tears]などと表現します。
直訳すると「ワニの涙」となりますが、日本語の感覚として「嘘泣き」と「ワニ」は全く結びつかないのでちょっとイメージし辛い表現ですよね。
実はこの「嘘泣き」の英語表現は「ワニが獲物をおびき寄せるときウソの涙を流す」とか「ワニが獲物を食べる時にウソの涙を流す」などといった言い伝えがもとになっているのだとか。
海外の人にとってワニは嘘泣きをするようなちょっとずる賢い動物というイメージがある訳ですね。
「嘘泣きする」と英語で言いたい場合は「涙などを流す」という意味のある単語[cry/shed/weep]という単語と一緒に使われます。
例文として「彼らはウソ泣きをしていただけだった。」と英語で言いたければ[They were only crying crocodile tears.]などと言えばオッケーです。
他にも、嘘泣きの英語として、直訳的な「嘘:fake」を使った[fake crying]という表現や、「~のふりをする:pretend to」を使った[pretend to cry]なんて表現でも伝える事が出来ます。
我々のような第二言語として英語を勉強している人にとっては[fake crying]や[pretend to cry]の方が直訳的で分かりやすいので、こちらも覚えておくといいかもしれませんね。
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