
<アメリカの待遇が想像の遥か上→サッカーで特待生として留学したら>アメリカサッカー留学記[#2]
前回ご紹介したように、無事にアメリカの大学にスポーツ推薦で特待生として入学を果たすことが出来た僕。
様々な面でカルチャーショックを受けましたが、入部早々に驚いた経験をお話します!
アメリカの大学スポーツの規模は日本のそれとは比べものにならず、その盛り上がりはビジネスが成り立つほどで、プロスポーツチームと遜色ない人気ぶりです。
僕が所属していた大学のサッカー部に限らず、各大学がスポーツメーカーとかなりしっかりとしたスポンサー契約を結んでいるのは当然で、選手へのサポートも手厚く、その待遇はプロ顔負け。
僕の大学ではシーズンの初めにその年の練習着やジャージ、シューズ、バッグなどが数種類まとめて有名スポーツメーカーからどーんと支給されました!
「いち大学生がこんなにもらっていいのか?」と最初は本当にびっくりしたことを覚えています。

練習着も複数のカラーパターンが支給されたのですが、毎日の練習時に着用する組み合わせも指定されており、全員お揃いのウェアで練習する様子はさながらプロスポーツチームのようです。
一方で、ソックスだけ指定と違う色を履いて練習場に行くとその日は練習に参加させてもらえないなど、スポンサーに配慮したなかなか厳しいルールもありました。
そこで問題になるのが、「次の日どの練習着が使われるのか」という事。
練習後に翌日の練習着の組み合わせが監督から告げられるのですが、中には指定された色の練習着の洗濯が間に合っていないチームメイトもいるのです…。
その為、数日前に着用した激臭のする練習着を着て参加する猛者もチラホラいました。(笑)
また、食事面でのサポートも徹底されていたのも印象的でした。
試合は夕方以降のキックオフが多かったのですが、試合当日のランチはチームのスポンサーであるレストランで炭水化物多めのメニューを全員で食べ、試合数時間前にはサブウェイでサンドウィッチを食べることがルーティン化されていたのです。
こう聞くと学生にしてはかなりプロ意識の高い集団だと思われますが、試合後にはアメリカンサイズのピザが1人1枚(!)配られる事も!
日々の栄養バランスに気を付けているチームメイト達も、このときばかりはペロッと1枚まるごと平らげるなど、なんともアメリカらしい一面に衝撃を隠せませんでした。
次回は、まるでバカンス!?と疑ったサッカー部のフロリダ合宿をご紹介します!
今回の記事で気になるアメリカのサッカー部の好待遇ですが、スポーツメーカーが製造する【スニーカーは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!