空高く跳ぶ飛行機の後ろに細い筋のような雲が残る【飛行機雲】は英語で何て言う?
「飛行機雲」は英語で【contrail】
この[contrail]という単語は元々[condensation trail]だったものが省略されて出来た単語です。
この[condensation trail]の意味を解説する前に、そもそも飛行機雲が出来る仕組みを理解しておきましょう。
飛行機雲は、飛行機のエンジンから出る排気ガスに含まれる水蒸気などが、上空の冷たい外気で急激に冷やされる事で氷の粒や水滴となって白く見える現象です。
他にも飛行機雲が作られる要因として、気圧の変化などもありますが、大まかな現象としては寒い日に口から息を吐くと白く見える事と同じような仕組みです。
さて、飛行機雲の発生の仕組みを踏まえたうえで[condensation trail]の意味を解説すると[condensation]は「(気体から液体や固体などへの)凝縮・凝結」という意味で、[trail]は「跡」となります。
つまり「(飛行機のエンジンから出る)気体が凝縮・凝結した事によって出来た跡」という事ですね。
ただ、[condensation trail]も、省略形の[contrail]も割と専門用語感が漂う単語なので、[The trails made by planes in the sky:飛行機によって空に作られた跡]なんて説明しちゃった方が話が通じやすいかもしれませんね。
例文として「飛行機雲がよく見えるよ。」は英語で[You can see the contrail clearly.]などと言えばオッケーです。
ちなみに、飛行機雲が早く消える日は天気が良くなり、なかなか消えずに雲が広がっていく日は天気が悪くなると予測できるようなので、次に飛行機雲を見かけた時はぜひその後の天候にも気を付けてみて下さい。
最後に【緊急事態宣言を解除するって英語で何て言う?】をチェック!