今回は、小説家、フョードル・ドストエフスキーの格言をご紹介
“The greatest happiness is to know the source of unhappiness.” -Fyodor Dostoevsky
最大の幸福とは、不幸の源を知ることだ。
フョードル・ドストエフスキー(1821-1881)
【本日の格言解説】
人間の存在について独自の手法で考察した彼の名言、作品を読んで味わってみるのもオススメです。
『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』などの作品で日本でもよく知られる19世紀後半のロシアの大文豪、ドストエフスキー。
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当時の風潮であった無神論的考えを否定し、キリスト教正教の思想に基づいた作品を多数残し、20世紀の作家に大きな影響を与えたとされています。
殺人の正当化、有神論と無神論の対立などの難しいテーマを取り上げた『罪と罰』は日本でも手塚治虫さんによって漫画化されました。
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この他にも日本の作家にも多大な影響を与えたドストエフスキー。
その中で私が好きなのは、江戸川乱歩の『心理試験』。
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主人公はやはり老婆を殺し、ある事象により真相が暴かれてしまう…
短編で読みやすく、あの明智小五郎もしっかり登場しますよ。
長編小説『罪と罰』に手が出ない人は、是非読んでみてください。
乱歩はパブリックドメインなので、無料で読めちゃいますよ。
三作品全部読んで、それぞれの解釈や違いを楽しんでみるのも良いですね!