エビフライ、トンカツ、コロッケなど揚げ物に大活躍の【パン粉】は英語で通じる?通じない和製英語?
「パン粉」は英語で【通じる】
パンを細かく砕いて乾燥させて食材で、肉や野菜などに付けて揚げるとサクサク食感になる「パン粉」は英語でも通じる表現です。
え、「パン粉」って日本語じゃないの?と思った方も多いかもしれませんが、実は日本発祥のパン粉は海外でも[panko]や[panko crumbs]として売られているのはご存知でしたか?
ここで使われている[crumb]は、「(パンなどの)くず・かけら」という意味の単語なので、英語では「パンコというパンのかけら」というニュアンスでパン粉を表現する訳ですね。
勿論、海外にもパン粉のような物を付けて揚げ物を作る文化はあるのですが、海外で一般的なのは非常に粒が小さい[breadcrumbs]というもので、パン粉とは見た目も揚げた食感も全然違うんです。
日本の「パン粉」はパンを荒くちぎったような形状で、揚げるとサクサクの食感が特徴ですが、[breadcrumbs]は砂のように細かい粒状で、揚げるとガリガリの食感になります。
例文として、「本物のトンカツにはパン粉が必要なんです。」は英語で[Panko crumbs are needed for real Tonkatsu.]などと言えばオッケーです。
ちなみに、「~にパン粉を付ける」は英語で[coat ~ with panko crumbs]などと表現出来るので、「豚肉に、小麦粉・溶き卵・パン粉の順につける。」は英語で[Coat the pork with flour, beaten egg and panko crumbs in that order.]などと言えますよ。
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