<タイ人のバランス感覚→マジでどうかしてる>タイの日常お届けします[#11]
日本でタクシーといえば、4輪の自動車ですが、タイには、それ以外にバイクタクシーというサービスがあります。
どういうものかというと、バイクのドライバーの後ろに乗り、近距離を安価で連れて行ってくれるというもの。
安定して乗るには、バイクの後ろ部分にある取っ手に捕まるか、ドライバーの肩や腰などに捕まる必要があります。
そこでびっくりするのが、タイの人はよく手をどこにも捕まらずに後ろに乗っているということ!
しかも普通に電話をしたりスマホをいじったりしながら乗っているんです。
さらに女性の中には、横乗りをして両手でスマホを触っている人も…!!
バイクの横乗りというだけでも難易度が高いのに、はじめて見たときには「え…!?!?」と二度見してしまいました。
日本では、バイクで2人乗りをする機会はなかなかないので、初めてバイクの後ろに乗るとなるとけっこう怖いですよね?
私も日本でバイクの運転も2人乗りもしたことがなく、初めてタイでバイクタクシーにチャレンジした時には必死で後ろの取っ手をにぎりしめていました。
もちろんスマホを触る余裕なんてまったく無く、無事目的地に着いたときには胸をなでおろしましたね…。
タイの人はなぜこんなにバランス感覚よく2人乗りができるのかというと、若い頃から乗り慣れているからだそう。
確かに、バイクタクシーでなくとも親子で乗っていたり、友達と2人で乗っていたりするのをよく見かけます。
さらにタイの人はあまり歩きたがらないので、近距離でも気軽にバイクタクシーを利用する人が多く、頻繁に乗ることで体幹が鍛えられ、バイクのバランス感覚を覚えていくのでしょう。
タイで体幹を鍛えようと思ったら、バイクタクシーに乗ってみるのも1つの手かもしれませんが、危険度は車より高いので、十分ご注意を!
次回は、日本人が躊躇してしまう、タイ人には当たり前の日常をご紹介します。
今回の記事で気になるバイクの【二人乗りは英語で何て言う?】も記事でチェック!