
<日本人なら必ず躊躇する→タイ人の歩き方がヤバすぎる>タイの日常お届けします[#12]
タイの雨季は6月から10月で、その時期には、集中的に大雨が降る日がよくあります。
そこで困るのが、バンコクは治水機能があまり発達していないため、大雨が降るとすぐ道路が冠水してしまうこと。
大雨が降ったあとには水位30~50cmの小さな川や海が街のあちこちに出現します。
夕方から夜にかけての帰宅時間帯に道路が冠水すると、日常生活への支障が半端ありません。
特に日本人が多く住むエリアの一部はよく冠水するため、「冠水が多い道沿いかどうか?」は家探しの重要なポイントだったりします。
そもそも簡単に冠水してしまうこともびっくりなのですが、さらに毎回驚くのが、タイの人たちの大胆な行動。
平気でじゃぶじゃぶと冠水した道路を歩いていくんです…。
もちろん長靴を履いている人なんてほぼおらず、普段のサンダルや靴のまま、ずんずんと進んでいきます。

この行動、実はとってもリスキーで、バンコクの道には普段からよく大きなネズミやゴキブリがいるんですよね。
そこに雨が降るといろんな水が混ざってとても不衛生な状態になるわけで、足に少しでも小さな傷がある場合は感染症のリスクが非常に高まるのです…。
こういった汚水が原因からの感染症にかかり、最悪の場合は命を落としてしまうケースもあるそう。
タイの冠水はもう以前からの問題なので、一旦冠水するとすぐには水がひかないことをタイの人たちは経験的に知っていて、こういった行動に出るのかもしれません。
タイに住む日本人は、しばらく様子を見てどうしても他に手段がない場合に仕方なく水の中を歩く…というパターンが多いように思います。
日本では梅雨の時期には、おしゃれな長靴が売られていますが、タイではそんな靴はほとんど売っていません。
もしおしゃれ長靴がタイで人気になったりすれば、感染症のリスクも少しは減らせるのかな…と思うのでした。
次回は、タイに来る旅行客が爆笑するタイの謎の習慣をご紹介します!
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